「いつかピアノを弾いてみたい」
そんな想いを心にしまったまま、忙しい日々が過ぎていませんか?
子どもの頃に叶えられなかった夢、
最近ふと耳にしたメロディに心が動いた瞬間、
それが、音楽との新しい出会いのきっかけになるかもしれません。
大人からピアノを始めるのに「遅すぎる」ということはありません。
今だからこそ味わえる、深い喜びと自分らしい音楽の時間があります。
大人のピアノにある“ちょっとした壁”と、その越え方
よくあるお悩み
- 練習する時間がとれない
- 思うように指が動かない
- 楽譜が苦手、読めない
- 自分だけ進みが遅い気がする
…大丈夫です。どれも、多くの方が通る道です。
「どうすれば続けられるか」を一緒に考えていきましょう。
無理なく続けるためのヒント7つ
① 毎日でなくてもOK|短時間の“音時間”をつくる
1日15分。たとえ週に2〜3回でも十分です。
「練習しなきゃ」と思うより、「今日は音を出してみようかな」くらいの気持ちで。
② 小さなゴールを積み重ねる
「この曲の右手だけ弾けるように」
「1ページ弾けたら録音してみる」など、
小さな達成感が、次のモチベーションになります。
③ 大人向けのやさしい楽譜を使う
最近は、知っているメロディをやさしくアレンジした楽譜がたくさんあります。
「弾けた!」と思える楽譜との出会いは、ピアノを好きになる第一歩です。
④ 指がうまく動かなくても大丈夫
大人の手には、大人の動き方があります。
レッスンでは、無理のないフォームや、負担の少ない弾き方もお伝えしています。
⑤ 楽譜は「読めるようになる」もの
最初は「読めなくてあたりまえ」。
読みやすくなる順番で、少しずつ一緒に練習していきます。
⑥ アプリやツールも味方に
メトロノーム、録音、リズムトレーニングなど、今は便利なアプリもたくさん。
「ひとり練習が不安…」という方にもおすすめです。
⑦ 弾くこと以外でも音楽にふれる
ピアノを弾く時間が取れなくても、
好きな曲を聴いたり、リズムを手でとったりするだけでも、音楽の感覚は育っていきます。
教室選びのヒント|続けられる“場所”を見つけるには?
教室との相性を見きわめる5つのポイント
- 大人の方への指導経験があるか
- 「これから始めたい」気持ちを応援してくれるか
- 無理のないペースで進めてくれるか
- 振替や曜日の柔軟さはあるか
- 体験レッスンで、安心できる雰囲気かどうか
🔸とらねこ音楽教室では、初心者さんも、ブランクのある方も、それぞれの「こうなりたい」に寄り添ったレッスンを考えています。
大人にこそ大切にしてほしい「こころの姿勢」
「うまく」より、「たのしく」
間違えても大丈夫。
できない日があっても、それも音楽との大切な時間です。
一つひとつの音に、あなたらしさが宿ります。
人と比べず、自分の歩幅で
SNSや動画サイトには、すごい演奏がたくさんあります。
でも、大切なのは「昨日より今日、少しだけ音が好きになれたかどうか」です。
よくいただくご質問
Q. 楽譜が読めなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。多くの方が「はじめて」です。
少しずつ読めるようになるお手伝いをします。
Q. 電子ピアノでも問題ありませんか?
A. はい。最近の電子ピアノはタッチや音色も良く、最初の練習には十分です。
Q. 何歳からでも始められますか?
A. 年齢に制限はありません。60代・70代で始められる方もたくさんいます。
ご自身のペースで、ゆっくり音楽と向き合っていきましょう。
まとめ|「やってみたい」を、そっと始めてみる
ピアノは、人生にそっと寄り添ってくれる存在です。
毎日じゃなくても、ほんの少しの時間でも。
そこに音があるだけで、気持ちがふっとほどけることもあります。
「ずっと気になっていた」
「昔、少しだけ弾いていた」
「今だからこそ、自分のために何か始めたい」
そんな方の背中を、やさしく押せたら嬉しいです。
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