こんにちは!
子どもの発達に寄り添う音楽教室「とらねこ音楽教室」です。
今回は、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします。
それは、「リトミックって、何歳まで続けるのが効果的なんでしょうか?」というもの。
お子さまの習いごと選びやタイミングを考えるうえで、大切なポイントですよね。
けれど、年齢ごとに伸びる力と、リトミックで育める力には、ちゃんと関係があります。
今回は年齢別の特徴とともに、リトミックの効果的な活用時期についてお話ししていきます。
0〜3歳ごろ:感覚を育てる「はじめのリトミック」
この時期のリトミックは、親子で一緒に参加しながら、「音を聴く」「体を動かす」「まねっこする」といった感覚と模倣の土台づくりを目的にしています。
音楽を通して五感が刺激されることで、ことばの発達や情緒の安定にもつながります。
また、保護者とのスキンシップを通じて、愛着関係が深まり、安心感のなかで「自分から動く」ことができるようになっていきます。
この時期は「効果が見える」よりも、「感じる・経験する」ことがとても大切な時期です。
3〜6歳ごろ:表現と集中の「伸びるリトミック」
幼稚園・保育園の年齢になると、音を聴いて自分の意思で表現する力がぐんと伸びてきます。
この時期のリトミックでは、「リズムに合わせて動く」「拍やテンポの変化を聴き分ける」など、音楽的な力と同時に、集中力・即時反応・社会性といった、就学前に育てたい非認知能力を楽しく身につけることができます。
リトミックが最も「効果が見えやすくなる」時期とも言われており、ピアノや他の習いごとへの橋渡しとしても最適です。
7歳以降:目的を持った応用へ
小学校に入ると、リトミック単体というよりは、音楽の基礎力としてのリトミックが活きてきます。
例えばピアノレッスンの中で「リズム感」「拍感」「聴く力」があると、読譜や表現にスムーズに移行できるのです。
この時期からは、リトミックで育てた感覚を「音楽的技術」へとつなげていく段階になります。
結論:リトミックは「何歳まで?」よりも「どんなふうに?」が大切
リトミックは、年齢に応じて目的や内容が変わる、とても柔軟な教育法です。
「何歳までが効果的?」という問いに対しては、
「子どもの発達段階に合わせて、その時期に合ったリトミックを選ぶ」ことが最も効果的です。
親子でふれあいながら楽しむ0〜3歳、
音楽を自分で感じて表現する3〜6歳、
そして学びへと応用する小学生期まで――
リトミックはそのすべての時期に寄り添い、子どもたちの成長を支えてくれます。
とらねこ音楽教室からのお知らせ
当教室では、2026年春の開講に向けて準備中です。
現在、体験レッスンの募集は行っておりませんが、
募集開始の際は、ホームページおよびLINE公式アカウントにてお知らせいたします。
音楽に寄り添うやさしい時間を、親子で安心して楽しんでいただけるよう、
あたたかい教室づくりを進めてまいります。
どうぞ、ゆっくり見守っていただけましたら幸いです。
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